1997-11-27 ArtNo.12977
◆<印度>新自動車政策、外資にUS$5千万投資義務づけ
【ニューデリー】経済問題担当閣僚委員会は25日、外資が過半数を占める場合には操業開始後3年以内に外国パートナーに最低5000万米ドルのエクイティー注入を義務づける新自動車政策を承認した。
エクイティー注入規定は新規プロジェクトにのみ適応される。また合弁会社が外国貿易総監(DGFT)との間で取り交わす覚書には以下の諸点が明記されねばならない。1)外国パートナーのエクイティー投資額、2)生産計画、3)地元部品使用率、4)輸入に必要な外貨の額、5)部品/完成車の予想輸出売上。
地元部品使用率は最初の組立キット輸入後3年内に最低50%のレベルに引き上げられねばならない。地元部品使用率が70%に達した後、輸入認可の取得は免除される。覚書期間を通じて年間CIF輸入価格と完成品/半完成品FOB輸出価格のバランスを維持せねばならず、操業3年目から輸出義務の遵守が求められる。(IE:11/26)
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