1995-04-19 ArtNo.1297
◆<星>ラッフルズ/マリーナ・センターを地下街で接続
【シンガポール】シンガポール政府はラッフルズ・シティーとマリーナ・センターをフード・コートやショッピング・モールを備えた地下街で接続する計画だ。
リム・ヘンキアン国家開発相が17日に催されたミレニア・タワーの上棟式の席上語ったところによれば、両地区に設けられる軽便鉄道(LRT)の軌道や駅舎の工期3~4年を含めて地下街の完成には7~10年を要する見通しだ。また都市再開発局(URA)はマリーナ・センターに住宅地の開発を計画、同住宅地には1~2のLRT駅が設けられ、地下鉄(MRT)ドービー・ゴート駅及びカラン駅に接続されると言う。しかしアナリストは小売り市況が低迷する中で、大規模な地下ショッピング街を開発するのは冒険と評している。 一方、ポンティアック・マリーナ社が16億Sドルを投じて開発するミレニア・シンガポールの41階建てオフィス・ビル、ミレニア・タワーは今年末に完成する。月間賃貸料は平方フィート当たり7Sドルで、既に60%が賃貸契約済み。フル稼働すれば年間6000万Sドルの賃貸収入が見込めると言う。(ST,BT,LZ:4/18)
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