1997-11-27 ArtNo.12967
◆<星>政府の新措置でホーム・バイヤーの購買意欲回復
【シンガポール】政府がこのほど発表した市場調整措置が奏功してか、ホーム・バイヤーの購買意欲に復調の兆しが生じている。
シンガポール最大の不動産開発会社ファー・イースト・オーガニゼーション(FEO)は、先週の販売がそれ以前の数週間の1週間当たり4~5ユニットから10ユニットに倍増したとしており、上場不動産会社シティー・デベロプメントを傘下に収めるホンリョン・グループもグループのショー・フラットを訪れる者の数が増加したとしている。
政府が新措置を発表後パシル・リスの99年借地権付き土地付き住宅を売りに出したホー・ビー・インベストメンツはテラス・ハウス及びセミディタッチ・ハウス18ユニットが土曜の売り出し後全て売約済みになったとしている。
FEOのフィリップ・ン重役(CEO)は、年末にかけては従来市況が活気を呈することから、1週間当たり20-30ユニットを販売したいと期待を表明した。同社は昨年5月の投機抑制措置導入以前には1週間に70~80ユニットを販売していたと言う。(ST:11/25)
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