1997-11-22 ArtNo.12917
◆<印度>グジュラル首相、会議派への回答引き延ばし
【ニューデリー】国民会議派のケスリ総裁はDMKの追放要求が受け入れられなければ、国民会議派は閣外支持を停止すると警告したが、グジュラル首相は直ちに回答することは控え、22日にはニューデリーを後にカルカッタに赴いた。
UFスポークスマンは21日記者会見し、確たる証拠もなしにDMKを閣外に追放することはできないとの立場を表明、左派共産党CPI(M)、右派共産党CPI、社会党RSP、フォワード・ブロックも国民会議派の要求に屈従する理由はないとしている。
一方、国民会議派内部では過去3年来、ラジブ・ガンジー暗殺事件の調査の遅れを非難してきたアルジュン・シン氏が同問題を機に党の指導権奪回の動きを見せていると言う。(IE,TH:11/21,22)
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