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1995-04-18 ArtNo.1291
◆シンガポール政府、＜比＞メード検死のため法医学者派遣決定
【シンガポール】シンガポール政府はフィリピンのラモス大統領の意向を入れ、明日(4/19)法医学者2人をマニラに派遣し、シンガポールで殺害されたフィリピン人メイド(ﾃﾞﾗ･ﾏｶﾞ)の検死をフィリピン側と共同で実施する。
シンガポール政府が16日発表したところによれば、ラモス大統領は同日ゴー・チョクトン首相に対して文書で、シンガポール政府が提起したマニラにおける共同検死の条件(シンガポール法医学者の安全と平穏な検死環境の確保、第3国専門家の立ち合い等)を受け入れることを伝えた。両国政府は、仮に共同検死後もメイドの死因に関する意見の相違が埋められない場合には、第3者機関に意見を求め、その判断に従うことでも合意した。シンガポール側は仮に第3者機関の調査の結果、シンガポール当局の検死結果に誤りが有ったと判断されれば、当該メイド及びシンガポーリアン児童殺害の罪で処刑された別のフィリピン人メイド(ﾌﾛｱ･ｺﾝﾃﾝﾌﾟﾗｼｵﾝ)に関わる事件を再調査することを約束したと言う。(ST,BT,LZ:4/17)
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