1997-11-20 ArtNo.12886
◆<印度>新海運政策案、海外商業借款規制緩和を提案
【ムンバイ】運輸省により立案された新海運政策草案は、船舶購入に対する海外商業借款(ECB)利用規制の緩和を提案している。
業界消息筋によると、新政策案は既に全国海運局の承認を得、閣議による最終認可を得るため政府に提出されている。ECB規制は国内海運業界の近代化の主要な阻害要因になっており、規制緩和が望まれている。
新政策案はまた船舶のFOB輸入とCIF輸出の方式を維持することやBBCD(裸用船譲渡)方式による船舶購入の許可を勧告している。しかしながら外資が51%以上の企業により使用されるBBCD船舶には貨物輸送に関わる政府の支援は提供されない。この他、貨物船に対する減価償却率が当初の20%から40%に引き上げることも提案されている。(IE:11/19)
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