1997-11-20 ArtNo.12882
◆<印度>エスコーツ・ヤマハ、更に多くの部品を外注
【ニューデリー】エスコーツ・ヤマハ・モーターズLtd(EYML)は目下社内で製造している185品目の部品を2000年4月までに85品目以下に削減、100品目以上を外注する計画だ。
EYML幹部によると、初年度に50品目以上が新たに外注され、3年で目標を達成する。同措置の目的は、低付加価値部品の製造は外部で行い、解放された工場スペースを、新モデルの高付加価値部品の製造にあてること。これによりエスタブリッシュメント・コストは現在の14%から8%に引き下げられる。
同時に契約製造業者の数も現在の525社から200社前後に縮小する。これにより契約製造業者サイドでも大量生産を通じたコスト削減が可能になる。
また人件費に関してはホワイトカラーに対する支出が削減され、年間25クローの節減が図られる。例えばホワイト・カラーの出張頻度がカットされ、海外滞在期間が延長される。また電話の使用はEメールやFAXの使用に転換されると言う。(ET:11/19)
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