1997-11-20 ArtNo.12874
◆<星>新設ウエハー・ポリッシング会社、証取上場準備
【シンガポール】ナスダック登録の米系セミコンダクター・パッケージング・マテリアルズ・カンパニーInc(SPM)が、地元コンソーシアム及び経済開発局(EDB)と共同で、昨年設立したインターナショナル・セミコンダクター・プロダクツPte Ltd(ISP)は3、4年内にシンガポール証取(SES)への上場を目指している。
ISPは、ジュロンに2000万Sドルを投じて設けられた1万8000平方フィートの施設で、ウエハー工場の稼働状況を試験するテスト・ウエハーを磨いて再生する業務を手がけており、日本以外ではアジア初のシリコン・ウエハー・ポリシング施設。
ISPに50.1%出資するSPMのギルバート・レイカー会長が18日催された新工場の開所式で語ったところによると、合弁計画が順調なら、おそらく中国に1000万~1500万Sドルを投じて新工場を建設することになる。同資金をシンガポールで調達するか否かは、パートナーの意向次第と言う。これに対して地元パートナーらは、事業が離陸すれば数年内に上場させたい意向を表明した。(ST:11/19)
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