1997-11-20 ArtNo.12873
◆<星>オフィス需要は依然堅調:国家開発相
【シンガポール】リム・フンキアン国家開発相は18日、オフィス・スペースは高い稼働率を維持しており、同部門に関しては政府の施策に見直しを加える差し迫った必要はないとの姿勢を明らかにした。
リー・シエンロン副首相と共に新宅地政策の発表会に臨んだリム国家開発相によると、商用不動産の開発には一時的供給過剰はつきもので、シンガポールは年間20万平米のオフィス・スペースの開発を必要としていると言う。
一方、リー副首相によると、今年計画していたシムス・アベニューとゲイラン・ロードのホテル開発用地の売却は観光市場の現状にかんがみ延期する。工場用地に関しては、投資の流入も堅調なため、今後も現在の供給レベルが維持されると言う。(ST,BT,LZ:11/19)
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