1997-11-19 ArtNo.12870
◆<印度>タミールナド、サイバー・トライアングルを販促
【チェンナイ】エレクトロニクス・コーポレーション・オブ・タミールナド(ELCOT)の積極的な販促が奏功してチェンナイのいわゆる“ゴールデン・サイバー・トライアングル”に7社が合計700クローの投資を約束した。
Elcotはオールド・マハバリプラム・ロードに沿った54エーカーの土地を収用、破格の低料金でソフトウェア会社にリースする計画だ。Elnetテクノロジーズ、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)、Nittanyディシジョン・サービシズが既にそれぞれの敷地を確保した同地区には、ソフトウェア企業の進出に最適な約350エーカーの土地が存在する。ElnetSTPは既に操業を開始、TCSセンターも間もなく営業を開始する。Nittanyも近くその施設の建設に着手する。
350クローの投資計画を発表したアルカテルは、同地区周辺の土地を物色しており、インフォシス・テクノロジーズもトライアングル地区に35クローの投資を計画している。フューチャー・ソフトウェアは同地区にセンターを設ける計画で、投資額は40クロー前後と見積もられる。既に土地を確保したWiproは、150クローのプロジェクトを準備している。Elcot自身もタミールナド工業開発公社と合弁で資本金50クローの新会社STPをトライアングルに設立している。(IE:11/18)
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