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1997-11-18 ArtNo.12854
◆＜印度＞マドヤプラデシュに年産６００万トンの製油所建設
【ムンバイ】バハラット・ペトローリアム・コーポレーション(BPC)とオマーン・オイル・カンパニー(OOC)はマドヤプラデシュ州Binaに2001年の稼働を目処に7513クローを投じ、年間原油処理能力600万トンの製油所を建設する。
ＢＰＣとＯＯＣは、合弁会社のバハラット・オマーン・リファイナリーLtd(BORL)に各26％を出資する。
同製油所事業には以下の3つの補完プロジェクトがセットになっている。ＢＰＣはマーケッティング・ターミナルを設け、製油所の製品のディストリビューションを引き受ける。またヒンドスタン・デベロプメント・コーポレーション(HDC)が中心になって新会社が設立され、製油所の残留物を燃料とする発電所が設けられる。同発電所は電力とスチームを製油所に供給する。さらにＢＰＣはBina/Jhansi/Kanpurをリンクするパイプラインを敷設、北部地区に石油製品を供給する。
アナリストはBinaは製品市場に近い上、周辺に競争者もいないことから、プロジェクトの前途は明るいと評している。(IE:11/17)
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