SEAnews 1997-11-15 ArtNo.12820

【クアラルンプル】マンスフィールド・デベロプメントSdn Bhd(40%)／ジャリナン・ムヒバSdn Bhd(20%)／トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB:20%)／クダ州開発公社(20%予定)の合弁に成るノーザン・ユーティリティー・リソーシズSdn Bhd(NUR)は18億Ｍドルを投じて450ＭＷ(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)のガス発電所を建設、クダ州クリムのハイテク・パークに電力を供給する。
ＮＵＲはクリム・ハイテク・パーク内の5800万Ｍドル相当の既存変電所や送電網をＴＮＢから買収するとともに、発電所が完成するまでの間、ＴＮＢから最大240ＭＷの電力を購入する。発電所は来月着工され、2000年から電力の供給が開始される。
レオ・モギーエネルギー通信郵政相の立ち会いの下、13日、3件の関係協定が調印された。これらの協定の下、ＮＵＲはクリム・ハイテク・パークに向こう30年間電力を供給するが、電力料はＴＮＢの料金を上回ることはできない。発電所の建設はオーストラリア拠点の電力施設専門会社ＶＡテクノロジー子会社のElin社に発注された。発電施設は各114ＭＷの4ユニットから成り、最初のユニットは17カ月後に稼働、全工事は32カ月で完成する。払込資本3億5000万ＭドルのＮＵＲは14億Ｍドルのローンを取り入れ、プロジェクトを進める。(STA,NST:11/14)