1997-11-14 ArtNo.12808
◆<印度>マハラシュトラ州、新投資税制優遇措置発表
【ムンバイ】マハラシュトラ州政府は11日、フィアット及びフォルクスワーゲン子会社スコダに対する特別投資優遇パッケージの内容を発表した。
この日催された州政府の定例閣議後、Manohar Joshi首席大臣が語ったところによると、プーナ地区ランジャンガオンに2期に分けて3500クローを投じ、年産6万~8万台の乗用車工場を建設するフィアットには1平方フィート当たり250ルピーで工場用地が提供される他、販売税と印紙税の14年免除と14年間の優遇電力料金の適応が認められた。
これに対してスコダが開発が遅れたアウランガバード近郊シェンドレに工場を設ける際には上記の条件を25%上回る優遇措置が適応される。州政府は既にスコダと関係仮契約を結んでいる。
首席大臣を長とする特別委員会が組織され、1000クロー以上のメガプロジェクトには特別優遇措置のパッケージを適応、迅速な行政処理を保証する。また開発が遅れた地域においては、この種のパッケージは、1000クローではなく、750クロー以上のプロジェクトに適応され、販売税・印紙税免除/電力料優待期間は14年から18年に、投資コンセションは5年から7年に、それぞれ延長されると言う。(IE:11/13)
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