1997-11-14 ArtNo.12806
◆<印度>三菱等、タミールナドLNGターミナル予備選考通過
【チェンナイ】タミールナド州チェンナイ近郊のEnnoreに液化天然ガス(LNG)ターミナルを建設する事業の請負入札で、多国籍企業5社に率いられるコンソーシアムが予備選考を通過した。
タミールナド・インダストリアル・コーポレーションLtd(TIDCO)の発表によれば、これら5社とは日本の三菱商事、オランダのシェル・ガスBV、マレーシアのペトロナス、英国のナショナル・パワー・インターナショナルLtd、ドイツのシーメンス・パワー・ベンチャーズ。これら5社には12月1日に具体的な提案書(RFP)の提出が求められる。
同プロジェクトでは1500~2000MWの発電所も建設され、関係提案書にはタミールナド電力局に対する電力の供給価格も含まれる。プロジェクト請負業者は1998年6月までに決定され、ターミナルは2003年に稼働する予定だ。(ET:11/13)
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