1995-01-13 ArtNo.128
◆<馬>不動産業界、今年の市況に楽観:サーベイ
【クアラルンプル】マレーシア不動産業界のトップ管理職(CEO)らは今年の市況を楽観しており、昨年以上の好況を予想するものも少なくない。
調査会社CHウィリアム・テーラー&ウォン(WTW)の報告によれば、CEOらはオフィス、コンドミニアム部門を除き依然として市況が上昇傾向にあると見ており、建設コストも10%ほど値上がりするものと予想している。一般住宅市場は依然ハイレベルな需要に供給が追いつかない見通しで、工業不動産の不足も更に悪化が予想されている。これら両部門の賃貸料は10%値上がりする見通しだ。しかしコンドミニアム、オフィス、ホテル、リゾート/ゴルフ場は供給過剰が顕在化しそうだ。また小売り不動産市場は安定を維持するものと予想されている。(NST,SJ,NS,BT:1/12)
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