1997-11-12 ArtNo.12765
◆<星>ニュー・ダウンタウンの開発ガイド・プラン発表
【シンガポール】都市再開発局(URA)は10日、中央ビジネス地区(CBD)の南に伸びる埋立地“ニュー・ダウンタウン”の開発ガイドプランを発表した。
それによると、ダウンタウン・コア、マリーナ・サウス、ストレーツ・ビューの3地区から成る総計372haの土地の13%以上(50ha)が“ホワイト”サイトに指定されている。ホワイト・サイトは開発用途が指定されておらず、商用、ホテル、住宅、店舗を自由に開発できる。これらのホワイト・サイトのプロットレシオは9~20倍で、マリーナ・ベイ地下鉄(MRT)駅の周囲には超高層ビルが林立することになる。これらのホワイト・サイトだけで、合計600万平方フィートのスペースが創出され、アナリストらは同スペースを吸収するには20~30年を要すると見ている。
残る320ha余りの土地のほとんどは、今のところ開発保留地とされており、上記50haのホワイト・サイトの開発が完了後、詳細な開発プランが発表される見通しだ。
開発はラッフルズ・プレイスMRT駅にいちばん近い土地から南に向かって徐々に進められるものと見られる。URAは明日(13日)最初の入札を募集する。(ST,BT,LZ:11/11)
|