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1997-11-11 ArtNo.12760
◆東南アジア通貨の下落が<印度>ポリエステル業界を直撃
【ムンバイ】主要なポリエステル生産地に数えられる東南アジア諸国の通貨下落がインドのポリエステル業界に深刻な脅威を及ぼしている。
過去3ヶ月間に東南アジア諸国のポリエステル価格は米ドル・ベースで20~25%下降、これに伴いインドの主要なポリエステル製造会社リライアンス・インダストリーズLtd(RIL)とラマ・シンセティクスも値下げを通じ、競争力の維持を図っている。
ポリエステル長繊維(PFY:polyester filament yarn)に比べポリエステル短繊維(PSF:polyester staple fibre)の方が一層厳しい値下げ圧力を受けている。PSFのキロ当たり国際価格は3カ月前の1.2米ドルから85~90米セントに下降、このためRILはキロ当たりPSF価格を51ルピーから47ルピーに改めた。また国内メーカーは公示価格に対してキロ当たり1~2ルピーの割引も提供、顧客確保に躍起になっている。これに対してPFYのキロ当たり価格は同期間に1.5米ドルから1.3米ドルに下降したにとどまった。
ポリエステルの値下がりはPTA(ピュアリファイド・テレフタリック・アシド)やDMT(ジメチル・テレフタレート)等の繊維中間品市場にも影響、PTAの国際スポット価格はトン当たり570米ドルから450-480米ドルに軟化した。こうした中で国内唯一のPTAメーカーのRILもトン当たり2万7600ルピーから2万6100ルピーに値下げ、主要なDMTメーカーのボンベイ・ダイイングもDMTの価格調整を強いられている。(ET:11/10)
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