1995-04-17 ArtNo.1276
◆<馬>巡礼基金子会社、シーメンスと各種大型事業に入札
【クアラルンプル】巡礼基金局(PFMB)の完全子会社タブン・ハジ・テクノロジーズSdn Bhd(THT)は、ドイツの総合電機会社シーメンスと提携し、様々な大型インフラ事業契約の獲得を目指している。
アバン・アブ・バカル総理府相が12日、ドイツのギュンター・レックスロート経済相及び随行したシーメンスのギュンター・ウィルヘルム副社長等と会談後語ったところによると、THTとシーメンスは共同でシンガポール/マレーシア/タイを結ぶ最高時速300キロのノース・サウス・ハイスピード・トレーン・プロジェクトの報告書を昨年11月と今年2月に総理府経済計画局(EPU)に提出した。両社は目下建設中のクアラルンプル国際空港(KLIA)に通じるエクスプレス・レール・リンクやテレコム・マレーシアへの光ファーバー・ケーブル納入契約にも入札、更に他社とコンソーシアムを組んでバクン水力発電事業の主要プロジェクトへの入札を準備している。この他、THTはドイツのB.C.ベルリンと提携し、廃棄物処理民営化プロジェクトに入札、KLIA総合空港管理システムにも入札している。(MBT:4/13)
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