1997-11-10 ArtNo.12739
◆<馬>FACB、事業再編しカンゼンBhdを香港証取に上場
【クアラルンプル】マレーシアを代表する世界的なコングロマリットを目指すFACBグループは7日、傘下企業を来年中に香港証取(HKSE)及びマレーシア証券取引所自動気配システム(MESDAQ)に上場させる計画で、これに伴う事業の再編計画を発表した。
FACBのチェン・リップキョン社長兼CEOがこの日の年次総会後明らかにしたところによると、中国でベッドの製造を手がけるFACBインダストリーズ・インクBhd(FACBII:前社名カンゼンBhd)はFACB Bhdの中国における有料道路経営部門や製造事業部門と合体され、HKSEに上場される。しかし既に知名度のあるFACBII子会社のカンゼン・テツの社名は変更しない。
一方、FACBはFacell Foam Sdn Bhd(FACBとドイツ企業HT Troplastの50:50の合弁会社)、コンポジッツ・テクノロジー・リサーチ・マレーシアSdn Bhd(CTRM:FACBの39%子会社)を分封し、MESDAQに登録させる。
同再編計画が完了するとFACB自体は、不動産開発、建設、情報技術、貿易、病院、ホテル、その他のビジネスを手がけることになる。(NST,MBT,STAR:11/8)
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