1997-11-07 ArtNo.12711
◆<馬>インテル、年内にM$14億投じ事業拡張
【ペナン】マイクロ・プロセッサー、パーソナル・コンピューター、ネットワーク/コミュニケーション製品の指導的メーカーとして知られるインテル・コープは昨年末までにマレーシアに44億Mドルを投資したが、今年はさらに14億Mドルを投資、来年も同レベルの投資を予定している。
インテル副社長も務めるインテル・テクノロジーSdn Bhdのデービッド・マーシン重役(MD)が5日記者会見したところによれば、同社は目下ペナンに56万平方フィート、クリムに25万平方フィートの工場施設を擁するが、両地工場に合計30万平方フィートのスペースを追加する。1972年に操業を開始したペナン工場では現在MMX技術を応用したペンティアム・プロセッサーとペンティアムⅡプロセッサーが、クリム工場ではペンティアムⅡプロセッサーとモービル・モジュールが、それぞれ製造されている。
来年2月にペナンに完成する新工場PG8には、新マイクロプロセッサー・パッケージング技術が導入され、クリムの第2工場でも最新のパッケージング・デザイン“シングル・エッジ・コンタクト・キャリッジ(SECC)”が採用される。これに伴い500人が新規雇用される。
同社はこの他知的財産への投資も計画、またマルチメディア・スーパー・コリドーには研究開発センターを設ける計画と言う。(NST,MBT,STAR:11/6)
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