1997-11-07 ArtNo.12708
◆<星>米国/スイス薬品会社、蘇州パークにS$4500万投
【香港】米国特殊化学品会社Olin Corp、スイスの薬品会社Ares-Serono Group(ASG)、ウィンタイに率いられるシンガポール・コンソーシアムは5日、当地で開幕した江蘇省投資フェアの会場で、蘇州パークの開発主体チャイナ・シンガポール・スーチョー(蘇州)インダストリアル・パーク・デベロプメント(CSSIPD)と工業プロジェクト2件、商業不動産開発プロジェクト1件、合計9000万米ドルの投資事業覚書を交換した。
これにより蘇州工業パーク(SIP)に対する累積投資約定額は28億米ドル(98件)に達した。Olinは2500万米ドルを投じ、SIPの10haの土地に工場を設け、来世紀の初めからふけ止めシャンプー等の原料になる殺菌剤を製造、域内市場に供給する。
ASGは2000万米ドルを投じ、2000年までに1万6200平米の工場で滋養/保健薬の製造を開始する。
ウィンタイ、ケッペル・ランド、ジュロン・タウン公社(JTC)、タマセク・ホールディングズの35:25:20:20の合弁会社Gasin(蘇州)プロパティー・デベロプメントは4500万米ドルを投じ、40年借地権付きの土地に1戸建て住宅20ユニット、タウン・ハウス5棟、アパート172ユニットを開発する。第1期工事は来年末までに完工する。Gasinはこれ以前に2500万米ドルを投じてコンドミニアムや商住複合開発を手がけている。(ST,BT,LZ:11/6)
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