1997-11-06 ArtNo.12700
◆<印度・馬>政府、総額1万500クロー道路事業で合意
【ニューデリー】インド政府は、政府間協定の方式によりマレーシア企業に総額1万500クローと見積もられる道路建設事業4件を委ねることを認めた。インド国内の道路建設が政府間合意の形で他国に委ねられるのは初めてのこと。
これらのプロジェクトの内2件は、アンドラプラデシュ州内のTada/Ichapuram間1000キロのナショナル・ハイウェイ5とHyderabad/Vijayawada間265キロのナショナル・ハイウェイ9の拡幅工事で、見積もりコストは3000クローと800クロー 。
第3/第4のプロジェクトはAgra/Kanpur間280キロのナショナル・ハイウェイ2と Vadodra/Mumbai間400キロのナショナル・ハイウェイ8の建設工事で、見積もりコストは2800クローと4000クロー。
これらのプロジェクトは最近インドを訪れたマレーシアのサミー・ベル公共事業相がインド政府に提案、インド政府はこれを受け入れた。プロジェクトはマレーシア企業により30年間のBOT(建設/経営/引渡)方式により進められる。両国政府はマレーシア側4人、インド側3人から成る合同常設委員会を設けて、プロジェクトを監督すると言う。(ET:11/5)
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