1997-11-06 ArtNo.12699
◆<印度>政府、発電事業への15%の銀行貸付限度枠を撤廃
【ニューデリー】I.K.グジュラル首相は、火曜に催された発電事業に関わる政策見直し会議の席上、民間部門の発電事業への参入を奨励する狙いから、銀行金融業界の発電プロジェクトに対する15%の貸付限度枠を撤廃する方針を決めた。
金融部門の電力事業に対する貸付限度枠は独立電力供給業者(IPP)が直面する主要なボトルネックの1つで、一部の金融機関の電力事業融資は既に15%の上限に接近している。また外国金融機関は国内金融機関に保証提供を求めている。これに対して電気通信、港湾、道路部門は最近民間の参入が認められたばかりのため、情況はそれほど深刻ではないという。(FDTH,TH,IE:11/5)
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