1997-11-05 ArtNo.12683
◆<馬>インドネシア企業、M$35億プルリス州埋立事業に参画
【カンガル】プルリス州政府は、同州が進める35億Mドル埋立事業を巡りインドネシア企業P.T.Panutan Semesta(PS)が提出した計画に検討を加えている。
プルリス州のシャヒダン・カシム首席大臣が3日明らかにしたところによれば、PS社はオマーンの銀行の支援も得、ヤヤサン・イスラム・プルリス(YIP)や他の地元企業と合弁でクアラ・プルリスからクアラ・サンラン(Sanglang)に至る16キロにわたる海岸線埋め立て工事の一部の請負を提案した。同社はまた1立米当たり、15Mドルで砂の供給も提案している。
州政府はPSの提案を真剣に検討しているが、砂の輸入に関してはインドネシアの他の業者の供給案が出そろうのを待っている。これまでにインドネシア企業10社以上が砂の供給を提案、価格は1立米当たり14.30~15.80Mドルだが、州政府としては、埋め立て地における開発プロジェクトに参画する企業から優先的に購入する方針だ。
同事業ではこの他、Pasha Corpの7億5000万Mドルの多目的港湾の建設計画を含め、5億~15億Mドル規模のプロジェクトが提案されている。(STAR:11/4)
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