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1997-11-04 ArtNo.12668
◆<馬>ゲンティン、米国Arcoとインドネシアでガス開発
【クアラルンプル】カジノの経営から不動産開発、クルーザー、製紙と多角化路線を歩むゲンティンBhdは、同社が権益を有するインドネシア領Muturiのガス田からインドネシアの国営石油会社プルタミナの液化天然ガス(LNG)工場にガスを供給する事業で米国企業Arcoと手を組んだ。
ゲンティン社が先週金曜発表したところによれば、同提携はArcoの子会社とゲンティンのパートナー、ブリティッシュ・ガス(BG)の子会社の間で結ばれた。BGとゲンティンは当該ガス田に50%と45%出資している。同提携の下、Muturi、Wiriagar、Berauのガス鉱区から、プルタミナが経営するイリアンジャヤTangguhのLNG工場までガスが輸送される。
ArcoはWiriagar、Berauのガス鉱区に80%と48%出資、生産分与契約(PSC)の下、Muturiを含む3鉱区の経営責任はいずれもArcoに帰属している。ゲンティンは、Arcoとの提携を通じて採取したガスを容易に換金できる。
一方、アトランティック・リッチフィールドとBGが探査を引き受けたBerauとMuturiの中間に位置するVorwata-4鉱区では、ジュラシック紀の砂岩層から1日当たり3600万立方フィートのガスが採取されており、このことはMuturi鉱区の潜在性を立証している。このためゲンティンはBGとともに来年半ばまで探査活動を続ける。Vorwata-4鉱区を含め13兆立方フィートの採取可能なガスが確認されており、これらはいずれもTangguh LNGプラントを支援することになると言う。(STAR:11/3)
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