SEAnews 1997-11-04 ArtNo.12665

【クアラルンプル】セントラル・コンピューティング・システムがより経済的で、より管理し易いシステムとして見直される中で、シリコン・グラフィクス・インク(SGI)の新たな活躍の舞台が準備されつつある。
ＳＧＩのロバート・リョン取締役兼ＧＭ(ASEAN/ｲﾝﾄﾞｼﾅ現場担当)が先週記者会見したところによると、セントラル・コンピューティング・システムは最早テキスト・データのみを扱うのではなく、アニメーションやグラフィックも処理するため、処理能力の大幅なアップとともに、広帯域が必要とされている。ＳＧＩはこうした需要に応じる技術とノーハウを有し、様々なソルーションを提供できる。
目下マレーシアではテレコム業界が同社ビジネスの22％に貢献、トップの座を占めている。以下製造業が20％、エンターテーメントが18％を占め、航空工業の潜在性も注目されている。同社は目下マルチメディア・スパー・コリドー(MSC)企業ステータスを申請している。ＳＧＩの昨年の営業額は37億米ドルをマーク、スタッフは1万1000人を数えると言う。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:11/3)