SEAnews 1997-11-03 ArtNo.12655

【ムンバイ】マヒンドラ＆マヒンドラ(M&M)は多目的車Armadaの新モデル、グランド・アーマダを市場に投入、タタの新車デラックス・スモーに対抗する。
グランド・アーマダはプジョーのＸＤ3 2.5リッター75馬力エンジンを搭載、ボディーの設計は英国の自動車デザイン会社Hawathal Whittingが引き受けた。フロントルック、インテリア、ダッシュ・パネル、計器板等のデザインが一新された他、苦情が訴えられていた前モデルのエンジン騒音や操縦性能にも改善が加えられている。都市郊外と農村がターゲットとされ、価格は34万ルピー。同社は今月から毎日100台を製造、徐々に日産200台に拡大、来年2月から売り出す予定だ。
Ｍ＆Ｍはこの他、コマンダー・マーシャルと命名されたコマンダー750、2モデル(ｿﾌﾄ･ﾄｯﾌﾟ/ﾌｧｲﾊﾞｰ･ｸﾞﾗｽ強化ドア)を近く売り出す。こちらは2.5リッター、ＭＤＩダイレクト・インジェクション・エンジンを搭載(既存のｴﾝｼﾞﾝはXDP490/2.1ﾘｯﾀｰ)、ホイール・バース(軸距)も既存の105インチから114インチに拡大されている。価格はソフトトップが29万ルピー、ファイバーグラス強化ドア・バージョンが30万4000ルピー。
Ｍ＆Ｍはシングル・キャブとダブル・キャブのピック・アップ2モデルの売り出しも予定、前者は3人、後者は6人乗車できる。この種の車両は乗用／貨物併用車として利用されている。(ET:11/1)