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1997-11-01 ArtNo.12638
◆<馬>AMTEL、既存ビジネスに貢献する新ビジネス機会物色
【クアアラルンプル】通信機器の流通を中核とするAmtel Bhdは既存業務の成長にも積極的に貢献するような新領域のビジネス機会を物色している。
クアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指すアムテルが公募目論見書の中で明らかにしたところによれば、セル式電話や無線通信機器の流通を中核とする同社は、電力/通信ケーブル、光ファイバー・ケーブルの敷設やテストも手がけ、この方面の顧客にはテレコム・マレーシア、タイム・テレコミュニケーションズ、Electroscon、Ekovestが含まれる。
アムテルはこの他、ドイツ企業Effem GmbHのために乾湿計や土壌調査機器を製造、また不動産開発も手がけている。同社は最近連邦土地整理リハビリテーション局からスラゴール州クアラ・ラガの400haの土地の開発を委ねられた。同社はこの他域内市場、取り分けインドネシアへの進出の機会を探っている。
アムテルは額面1Mドルの新株486万株を1株3.30Mドルで公開、内419万株が公募される。株主割り当てと新株公募に伴い同社の払込資本は2712万Mドルから3200万Mドルに拡大される。調達された資金は本部ビルの建設の他、コンピューター・システム(M$150MAN)、研究開発(R&D/M$200万)、運転資金(M$934万)等に用いられる。(NST:10/31)
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