SEAnews 1997-10-29 ArtNo.12606

【クアラルンプル】コンピューター・ネットワークのスイッチ技術で業界をリードするカリフォルニア拠点のXylan Corporationは先週当地で催されたSeacomm/Networks '97の会場で地元企業アプライド・ビジネス・システムズ(ABS)Sdn Bhdと、戦略提携を結んだと発表した。
Xylanのカントリー・マネージャー、David Keane氏によると、両社はネットワーク・セキュリティー関連の教育／訓練に照準を合わせ、それぞれ“ファイアーウォール”ソフトウェアのメーカー、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズLtdと、別個に提携する。
ファイアウォールはインターネットにアクセスした際に企業の内部ネットワークを保護するセキュリティー・ソフトウェアで、Xylanは同社の製品オムニスイッチやピザスイッチとチェック・ポイントのセキュリティー・ソフトウェアの統合に着手している。一方、ＡＢＳはチェック・ポイントの公認訓練センターを務めている。
ＡＢＳは今回の協定の下、ファイアーウォール－1のマネージメント／アドミニストレーションや戦略立案に関わる教育指導をXylanの顧客に提供する。
ＡＢＳのケネス・スン課長によると、ファイアーウォールとXylanのスイッチ技術の結合はXylanにとって大きなビジネス機会を提供するとともに、両者の統合により生じるユニークな特徴や柔軟性に関するオリエンテーションや訓練の需要を生じさせる。
スイッチ／ファイアーウォールの統合により生じる新たな特徴には、1）スイッチ・キャンパス・ネットワークのインターネットへの結合の際の安全確保、2）他のソースにスイッチする際の重要ソーズの封印が挙げられると言う。(STAR:10/28)