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1997-10-29 ArtNo.12602
◆<星>生産効率低下、昨年の多元的要素生産性マイナス成長に
【シンガポール】シンガポールの経済成長は、1980年代半ばを境にそれまでの資本と労働力の注入に依存した成長パターンから教育/労働技術等のいわゆる多元的要素生産性(MFP)に依存した成長パターンに転換したが、最近になってMFPの成長が鈍化、昨年は終にマイナス0.8%をマークした。
統計局(DOS)は27日、これまでの総合要素生産性(TFP)に代えてより複雑なMFPの概念を導入した初の生産性報告書を発表した。それによるとシンガポールのMFPは1986年1.5%、87年4.5%、88年5.5%と上昇後、89年4.1%、90年3.1%、91年1.0%、92年O.7%に鈍化、93年には4.3%のレベルまで回復したものの、94年3.8%、95年1.9%と再び下降線を辿り、昨年は終に0.8%のマイナス成長をマークした。
1973-96年の間、MFPはシンガポールの国内総生産(GDP)を平均1%ポイントアップさせ、成長率に平均13.5%貢献した。より詳細に見ると、MFPのGDP貢献率は1973-80年の間は平均-7.4%、1980-85年の間は-10.3%、1985-90年の間は+46.5%、1990-96年の間は+22.8%と、85年を境にマイナスからプラスに転換、しかも極めて高い比重を占めている。これは同期に大量の大学/高専卒が労働市場に加わったためと見られる。シンガポール政府はここ数年2%のTFPの年間成長達成を目指してきたが、近年MFPの成長鈍化が顕著になり、改善が図られる必要が生じていると言う。(ST,BT,LZ:10/28)
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