1997-10-29 ArtNo.12600
◆<星・米>間に第2世代の超高速インターネットが来月誕生
【シンガポール】第2世代の超高速/ハイクオリティーな“インターネット2”が来月からシンガポールと米国の主要研究機関をリンク、数年後には商業利用も可能になる見通しだ。
インターネット2は、シンガポール電信局(TAS)と国家科学技術局(NSTB)が共同で設立したSingaren(シンガポール・インターネット・ネクスト・ジェネレーション・アドバーンスト・リサーチ・アンド・エデュケーション・ネットワーク)と米国の主要研究機関100社のネットワークvBNS(ベリー・ハイ・パフォーマンス・バックボーン・ネットワーク・サービス・オブ・ザ・ユナイテッド・ステーツ)をリンクする。シンガポールのテオ・チーヒアン教育相と米国のジョン・ギボンズ大統領顧問(科学技術担当)の主宰により11月7日にワシントンでオープニング式典が催される。
マサチューセッツ工科大学(MIT)と国立シンガポール大学(NUS)はインターネット2を利用して世界の異なる都市の建築士や都市プラナーがリアルタイムで共同作業を進めることができるグローバル・デザイン・スタジオ・プロジェクトを既に準備している。この他、異なる国のパートナーが参加したジョイント・マニュファクチュアリング・プロジェクトや、リアルタイム・ビデオを通じた太平洋を跨ぐテレメディシンも可能だ。
TASとNSTBは向こう3年間に関係プロジェクトに3000万Sドルを投じる計画と言う。(ST,BT,LZ:10/28)
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