1997-10-28 ArtNo.12597
◆<印度>新基金設け7万4500クロー道路建設計画加速
【ニューデリー】インド政府はセントラル・ロード・ファンド(CRF)を創設し、7万4500クローと見積もられる全国道路建設/修復事業の所用コストを賄う計画だ。
運輸省筋によると、CRF創設のため政府は新税の徴収も検討している。国内主要4都市を結ぶ片側4車線のいわゆるゴールデン・クワドリラタラル・リンクの建設費だけで、向こう10~15年間に2100クローが必要だ。目下全国の延べ3万4298キロのハイウェーの内5%が片側4車線で、80%は2車線、15%は1車線を有するに過ぎない。この他に3万2000キロのハイウェーの建設が必要とされ、そのコストは4万クローと見積もられる。
資本の回転期間が長期にわたるインフラ事業には、民間業界は大きな関心を示さぬことから、政府は新ファンドの創設を計画するとともに、ナショナル・ハイウェー・プロジェクトに関わる新法案も立案中という。(IE:10/27)
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