1997-10-28 ArtNo.12591
◆<馬>日立コンシュマー、デフレクション・ヨークの製造拡張
【クアラルンプル】ヒタチ・コンシュマー・プロダクツ(M)Sdn Bhd(HCPM)は来年1500万Mドルを投じ、デフレクション・ヨークの製造能力を拡張する。
日立製作所の宮崎重役(MD)が、ペラ州バトゥ・ガジャ区ブンバン・インダストリアル・エステートに6000万Mドルを投じて設けた工場の開所式後語ったところによると、これにより月間製造能力は現在の30万ユニットから50万ユニットに拡大される。ブンバン工場は1993年に稼働して以来合計1000万ユニットのデフレクション・ヨークを製造してきた。製品の70%はコンピューター・ターミナル用、残りの30%はカラーTV用で、製品は地元企業に納入されている。
HCPMは部品を100%輸入しているため、最近の通貨危機で多少影響を被ったものの、政府の対応措置により、Mドル・レートは遠からず安定するものと見ている。同社はマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)事業にも積極的に参加する計画と言う。(NST:10/27)
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