1995-04-15 ArtNo.1259
◆<馬>ダイハツ子会社、遊覧船市場の10%シェア獲得目指す
【クアラルンプル】ダイハツ・マレーシアの100%子会社DMMエンジニアリングSdn Bhd(DMME)は輸入遊覧船市場の5~10%のシェア獲得を目指す。
DMMEのコー・アーフア重役(ED)が12日に催された米国シー・レイ・ボーツ・インク(SRBI)とのディストリビュータ契約調印式後に語ったところによると、政府が遊覧船に対する35%の輸入・販売税を撤廃したことが、輸入遊覧船市場に進出する一つの動機となった。同社は完成品(CBU)を輸入し、国内市場で販売する。輸入ボートは国内市場の70~80%を占め、昨年のボート輸入額は1億Mドルに達した。また90年の輸入総数は318隻だったが、94年は上半期だけで800隻を数えた。この他、同社は数カ月以内にジェット・スキーを輸入する計画で、販売価格は1台2万4000Mドル前後になる見通しだ。一方、SRBIは仮に域内で年間1000~1500隻が販売できれば、域内に製造拠点を設けることを検討すると言う。(NST,STAR:4/13)
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