SEAnews 1997-10-28 ArtNo.12589

【ブキ・ムルタジャム】スチール製品の製造／貿易業務を手がけるリーダー・スチール・ホールディングズBhdは生産拡張と西アジア／アフリカ市場の開拓に本腰を入れる。
ゴー・チェンフアット重役(MD)が先週土曜に催された年次総会後語ったところによると、同社は目下傘下のリーダー・スチールSdn Bhdを通じて製品の約12％を、シンガポール、香港、オーストラリア、台湾、フランス、西アジア諸国に輸出しているが、一層の輸出機会を物色している。潜在性の有る市場にはサウジ・アラビア、スーダン、エジプトが含まれる。
同社はまた海外投資事業が2～3年後には業績に貢献するものと期待している。リーダー・スチールは60％子会社のリーダー・スチール(ｵｰﾊﾞｰｼｰｽﾞ)Sdn Bhdを通じてホーチミン市のLong Binh Steel Ltdに50％出資、またリーダー・スチール・オーストラリアPty Ltdに98.95％、ジャカルタのＰＴブミ・チカランに25％出資している。
リーダー・スチールの1997年4月期の年商は前年の1億700万Ｍドルから1億6700万Ｍドルに、税引き前利益は955万Ｍドルから1120万Ｍドルに拡大した。(STAR:10/27)