1997-10-27 ArtNo.12576
◆<馬>チタン社、事業拡張でM$23.3億借款導入
【クアラルンプル】チタン・ペトロケミカルズ・アンド・ポリマーズSdn Bhd(TPP)は、ジョホール州パシル・グダン・インダストリアル・エステートにおける石油化学コンプレックスの拡張とタンジュン・ランサ・インダストリアル・エリアにおける新プラントの建設資金に充当するため、23億3000万Mドルのシンジケート・ローン契約を結んだ。
チタン・グループのジェームズ・チャオ重役(MD)がジョホール・インベストメント・ダイジェスト上で明らかにしたところによれば、タンジュン・ランサにはナフッサ/液化石油ガス(LPG)クラッカーが設けられる。また拡張計画では、規模の経済性を実現し単位生産コストを引き下げるとともに、より多くの副産品の製造が目指される。
同プロジェクトの完成に伴い同社の年産能力は、エチレン56万トン、ポリプロピレン28万トンに拡大される。
ローンは、ラブアン島オフショア・ファイナンシャル・センターで、メイバンク・インターナショナル(L)、RHBバンク(L)Ltd、チェース・マンハッタン・バンク(M)Bhdラブアン支店、バンク・オブ・ノバ・スコシアにより組成された。(STAR:10/25)
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