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1997-10-25 ArtNo.12557
◆<星>不動産不良貸付に伴う金融危機の恐れはない:アナリスト
【シンガポール】世界銀行のAmar Battacharaya国際経済顧問は水曜、シンガポールと香港では不動産融資を巡り周期的に銀行システムの弱点が露呈される危険が極めて大きいと指摘した。
確かにシンガポールでは住宅購入ローンが銀行貸付全体の16%を占め、別に不動産開発業者に対する信用供与も17%に達する。従って総貸付額の33%が不動産に関係しており、銀行業の不動産部門に対するエクスポージャーは域内最高レベルになっている。
しかしシンガポール拠点のアナリストらは不動産の値下がりで銀行システムが危殆に瀕する恐れはほとんどないと指摘する。外国証券会社のアナリストによると、民間不動産市場は巨大な公共住宅市場により支えられており、開発用地の新規供給は全て政府により管理されている。このため対策を講じ、市況の軟着陸をアレンジする余地は大きいと言う。
シンガポール政府が昨年5月15日に導入した投機抑制措置は奏功し、住宅価格は既に15%下降、さらに10%の値下がりが予想されている。UNS証券幹部は、これは管理された不動産の値下がりで、政府の管理を逸脱した急落が生じる恐れはないと指摘、ヴィッカーズ・バラスのエコノミストも「シンガポール経済の背景は良好で、反社会的効果を期待して住宅を購入するものはない。人々は目下一層の値下がりを待っている」と語った。(BT:10/24)
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