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1997-10-23 ArtNo.12526
◆<星>ウィンドミル、ルーマニア製鉄会社の経営でタクラルと提携
【シンガポール】シンガポール拠点の貿易会社ウィンドミル・インターナショナルPte Ltdは51%の支配権益取得を認められたルーマニア証取上場の製鉄会社Ductil S A Buzauの経営に、シンガポールのタクラル・グループ及びイタリアのSiner Sipe SpAにも参加を求めた。
ウィンドミルのゴピナト・ピライ会長が21日発表したところによると、同社はルーマニアン・オーナシップ・ファンド(SOF)からDuctilの51%の権益を1200万米ドルで買収することを認められた。同買収価格はDuctilの時価総額2352万米ドル(1株40米セント)に比して27.5%のプレミアム付きだが、SOFはルーマニアの法に基づき売却代金の内720万米ドルを運転資金としてDuctilに再注入する。
ウィンドミルは第2のステップとしてタクラル・ブラザーズPte LtdとSiner Sipe SpAに各10%の持ち分を売却、自身の持ち分を31%に引き下げる。しかしウィンドミルは鉄鋼貿易子会社をDuctilに注入し、最終的にその持ち分を50%前後に引き上げる。従業員3000人のDuctilは熱間圧延ワイヤー、トタン板、溶接用ロッド、金網、釘等の製造に従事、発行株式の49%は一般投資家が保持している。
ウィンドミルは第3のステップとしてDuctilを欧州のいずれかの証取、恐らくロンドン証取に二次上場させる。
ウィンドミルの創設者デービッド・ホー重役(MD)によると、ウィンドミルはDuctilも、スチール・ビジネスも、ルーマニアも熟知しており、不安定な貿易ビジネスへの依存を軽減するため製造業への進出を図る同社にとってDuctilは、資産ベースを拡大し、中核とする貿易ビジネスを補強する格好の買収対象と言う。ウィンドミルは、月曜関係契約に調印しており、90日以内に取引を完了させねばならない。
1978年にホー氏がワンマン・オペレーションでスタートしたウィンドミルは、1992年には公認国際トレーダー資格を取得、昨年の年商は2億Sドル強、そのほぼ80%が鉄鋼ビジネスで占められている。(ST,BT,LZ:10/22)
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