1997-10-21 ArtNo.12494
◆<星>建設業者協会、熟練外人労働者斡旋ビジネス開始
【シンガポール】シンガポール建設業者協会(SCAL)は、熟練外人労働者/外人技術者の斡旋や外人労働者の訓練を引き受ける新会社Scalリソーシズを設立した。
新会社は海外に訓練センターを設け、熟練外人労働者をプール、SCALメンバーの需要に応じるだけでなく、外人労働者の福祉や娯楽面のニーズにも応じる。
既にインドやスリランカの関係方面はSCALの構想に関心を示しており、SCALリソーシズは目下スリランカ労働省やインド企業あるいはバングラデッシュ高等弁務官事務所等と訓練センターの開設やリクルート問題を協議している。SCALはミャンマーにも調査員を派遣、訓練センター開設の可能性を探っている。
リー・ブンヤン労相は今月初め、国内の11万5000人の建設労働者の内、僅か10%が技術労働者で、大量の未熟練労働者の存在が低い安全水準や生産性の主因になっていると指摘していた。(BT:10/20)
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