1997-10-20 ArtNo.12487
◆<印度>不振な商用車販売がアショック・レイランドを直撃
【ニューデリー】主要な商用車メーカー、アショック・レイランドLtd(ALL)は商用車、取り分け大型商用車市況不振の直撃を受け、生産を10-15%削減しているが、こうした状況は次期四半期一杯持続する見通しだ。
同社は今年上半期に1万5600ユニットを製造したが、これは前年同期の2万700台を25%下回る。巷間にはEnnore工場は既に操業を停止、Hosur工場も遠からずこれに続くとの噂が伝えられている。
ALLのT.Anantha Narayanan重役(ED)によると、昨年12月と今年7-8月に保守のため、工場の操業を一次停止したが、Ennore工場は目下週5日、Hosur工場は週6日操業している。今のところ本格的な生産削減を実行するか否かまだ決めていない。しかし十分な需要が存在せぬモデルは、在庫削減のため製造が中止される。とは言え好調なバス需要に対応するため、この種のシャーシーの製造は拡大されていると言う。(ET:10/18)
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