NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1997-10-20 ArtNo.12477
◆<星>シーゲート、US$2.4億四半期損失計上
【シンガポール】シンガポールを主要製造拠点とする米系ディスク・ドライブ・メーカー、シーゲート・テクノロジーは、域内通貨危機に伴う為替差損6300万米ドルや主にQuintaコーポレーションの買収に伴う2億1600万米ドルの支出等に対する引き当てで、10月3日締め第1四半期に2億4000万米ドルのグループ純損失を計上した。
シーゲートはまた世界的な事業の見直し進めており、同見直しの進捗に伴い別に5000万~1億米ドルの引き当てが必要になる可能性も有るとしている。
第1四半期の売上は前年同期の20億6000万米ドルから19億米ドルに8%下降しており、上記引き当てがなければ、1960万米ドルの利益を計上したはずだが、それでも前年同期の1億2900万米ドルの純益にはほど遠い。
シーゲートは売上減少の理由として競争加熱に伴う値下げ圧力と、ハイエンド製品に対する需要の不振を挙げている。同期のハイエンド・ドライブの出荷はユニット・ベースで13%減の160万ユニット、価格ベースで18%減の8億9100万米ドルにとどまった。また粗マージンは23.1%から15.6%に下降した。
同社はほとんど全てのハイエンド・ドイライブをシンガポールで生産している。しかしながら中国やマレーシアで生産されたデスクトップ・ドイライブは18%増の590万ユニットに達し、全体ではHDDの出荷数は10%増の780万ユニットを記録した。
世界最大のHDDメーカーのシーゲートはシンガポール、マレーシア、タイに製造施設を集中しており、今回の域内通貨危機の直撃を受けたものと見られる。同社は先物契約とオプション取引で、この種の為替リスクをヘッジしているが、通貨危機で一部の国ではこの種のヘッジが禁止されている。(ST,BT,LZ:10/18)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.