1997-10-17 ArtNo.12451
◆<馬>MECシティー、VDP下に中小企業600社誘致目指す
【クアンタン】MECシティーは向こう3年間にメイン製造施設が完成後、ベンダー・デベロプメント・プログラム(VDP)下に中小企業600社の誘致を目指す。
マレーシア・エレクトリック・コープ(MEC)Bhdのデスモンド・オン重役(GM補)が、パハン州クアンタン市ガンバンで15日、催されたVDP記念式典の席上語ったところによれば、711エーカーの土地が下請け納入業者のために準備されており、VDP第1フェーズでは42~46社のベンダー獲得が目指される。VDPに参加したベンダーには、必要な場合にはオリエンタル・バンクBhdを通じた融資もアレンジされる。
同プログラムに参加する中小企業は1965年会社法下に法人化され、10万~250万Mドルの払込資本を有し、マレーシア人が70%以上の権益を保持していなければならない。第1次VDPでは包装/プラスチック射出整形等のバックワード・リンケージの構築が目指される。VDPの第2段階では例えば機械を納入できるようなベンダーが募集される。VDPは企業家開発省が進めるコンセプトで、MECはアンカー企業の1社。現在MECは既に404社の納入業者と688社のディラー網を有すると言う。(MBT:10/16)
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