1997-10-17 ArtNo.12450
◆<馬>Lucas Varity、R&Dセンター設置
【ロンドン】世界的な自動車/航空工業サプライヤーLucas Varity plcは急成長する極東市場の需要に応じるためシャー・アラムに研究開発(R&D)センターを開設する。
Lucas Automotive ElectronicsのAkram Shahin商業・技術部門取締役(アジア担当)によると、同社にとって英国に次ぎ2番目のR&Dセンターで、目下バーミンガム大学とレスター大学出身のマレーシア人エンジニア2人が同センターに配属されるため、ブリティッシュR&Dセンターで訓練を受けている。
昨年9月にLucas Industries PlcとVarity Corpが合併して発足したLucas Varity plcは、自動車部品、取り分け制動装置、ディーゼル・システム領域で業界をリードしている。同社は2002年には売上の3分の1がアジアで占められるものと予想している。
1982年に設けられた同社のジョホール工場では来年からブレーキ、セキュリティー・システムの製造が開始される。またペラ州タンジョン・マリムの4エーカーの土地に建設される新工場では2000年までにプロトン向けの制動装置が製造されると言う。(STAR:10/16)
|