SEAnews 1997-10-16 ArtNo.12437

【クアラルンプル】航空機関連物資の供給を手がけるAbrar Aviation Supplies Sdn Bhd(AAS)はロシア企業6社から成るコンソーシアムと航空技術／設備関連の合弁交渉を進めている。
アブラル・コーポレーションBhd(前社名Mun Loong Bhd)のIzzati Tznan副社長(国際貿易/ﾏｰｹｯﾃｨﾝｸﾞ担当)が14日開幕したテク・エクスチェーンジ1997展示会の会場で語ったところによると、今年末までに交渉を妥結させることが目指されており、またロシアの金融部門とも同合弁に関わる協議を進めている。合弁会社の守備範囲には、国防、スペア・パーツ、供給、保守が含まれると言う。
一方、この日、チョン・カキアット総理府相により代読された開幕スピーチにおいてマハティール首相は、マレーシアが先進国の仲間入りをするには特定国の技術に過度にに依存すべきでなく、技術パートナーの裾のを広げる必要があるとし、特にロシアとの技術協力を推奨した。(MBT,ST:10/15)