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1997-10-15 ArtNo.12424
◆<馬>サプラ、ノキアとデジタル交換機ソフト開発
【クアラルンプル】サプラ・ホールディングズSdn Bhdはフィンランド企業ノキア・テレコミュニケーションズOYと50:50の出資率で払込資本200万Mドルの合弁会社サプラ・ノキア・ソフトウェアSdn Bhd(SNS)を設立、DX200デジタル・スイッチング・システムのソフトウェアの開発に乗り出した。
新会社SNSは非同期転送モード(ATM)スイッチを含む電気通信機器関連ソフトウェアの研究開発(R&D)を手がける。SNSの地元スタッフ8~10人がフィンランドに派遣され訓練を受ける。またSNSの次期取締役会ではマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)ステータスの取得問題が討議され、MSCプロジェクトへの参画が目指される。
サプラ・ホールディングズが30%、メガ・チームが30%、ノキアが40%出資して1992年に設立された払い込む資本4000万Mドルのサプラ・ノキア・テレコミュニケーションズSdn Bhd(SNT)はワンサ・マジュに4000万Mドルを投じて設けた工場でDX200スイッチの製造を行っている。SNSの誕生でSNTの製品のローカル・コンテンツが一層拡大される。
オープン・システム・ベースのDX200は1交換機当たり100~10万回線のアプリケーションに対応できる。SNTはテレコム・マレーシアBhd(TMB)から全国80万回線の固定式電話スイッチ・システムの据え付け契約(M$4.14億)を受注、これまでに55万回線分の据え付けを完了した。残りも1998年末までに完成できる見通しだ。
以上の契約は5年間に全国に新たに400万回線を敷設するTMBの総額20億Mドルの拡張計画の一環で、他にプルウィラ・エリクソン、プルナスNECテレコミュニケーションズ、アルカテルCIT、丸紅が同様の契約を獲得している。(STAR,NST,10/14)
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