1997-10-15 ArtNo.12420
◆<星>海外投資、国民総生産の80%相当に
【シンガポール】シンガポールの1995年の対外投資は前年比12%アップ、国民総生産(GNP)のほぼ80%に相当する9770億Sドルに達した。
統計局が13日発表したところによれば、こうした海外投資の成長は、主に域内ビジネス機会の拡大や直接投資の増加による。
シンガポールの1995年末時点の海外直接投資は462億Sドルと、前年同期比21%アップ、総投資額に占める比率も前年の44%から47%にアップした。ポートフォリオ投資は前年比34%増の161億Sドルで、総投資額に占める比率はやはり前年の14%から17%にアップしている。これに対してその他の外国資産に対する投資のシェアは42%から36%に下降した。
海外直接投資を業種別に見ると、金融業が全体の40.17%を占めトップ、以下製造業32.50%、商業9.21%、不動産業5.68%、専門サービス5.67%、運輸通信4.61%、建築2.0%、その他0.16%と続く。(ST,BT,LZ:10/14)
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