SEAnews 1997-10-14 ArtNo.12404

【シンガポール】ソフトバンク・フォーラムズはシンガポールにアジア太平洋地域事務所を開設するとともに来年は今年(3件)のほぼ3倍の8つのショーをシンガポールで開催する計画だ。
ソフトバンク・フォーラムズ・アジア・パシフィックのロジャー・ユエン重役(GM)によると、アジア太平洋地域全体では来年、20件以上の情報技術(IT)関連の催しを計画している。今年は通年で7件を予定している。今年のネットワールド＋インターロプ(N+I)ショーには115社が出展、入場者は1万人を数えたが、来年は出展企業160社、入場者1万5000人を目標にしていると言う。
しかしＩＴトレード・ショーの過剰が囁かれ中、世界最大のネットワーキング会社シスコは来年のＮ＋Ｉへの出展を見合わせる方針だ。また非同期転送モード(ATM)のリーダー、フォー・システムズも出展するか否か迷っている。両社幹部はいずれも、もしシンガポールのＩＴショーがこのまま増加し続けるなら市場崩壊は不可避と指摘した。(BT:10/13)