1997-10-14 ArtNo.12403
◆<星>ネットスケープ、ツール開発で地元企業と提携
【シンガポール】ネットスケープ・コミュニケーションズ・コープは、地場ソフト開発ツール・メーカーのSR Gen Pte Ltdと、イントラネット/インターネット関連のコンピューター・アプリケーションのデベロプメント・ツール開発領域で提携した。
ネットスケープがデベロプメント・ツール領域でアジア企業とパートナーシップを組むのは今回初めてのことで、SR Genにとってはネットスケープとの提携を通じ国際舞台への進出が果たせる。地元の上場電子/情報技術(IT)会社CSAホールディングズが、国家科学技術局(NSTB)テクノロジー開発基金の補助を得て15ヶ月前に創設したSR Genはイントラネット/インターネット関連アプリケーションの設計/制作ツールの開発で業界をリードしている。
Comdexアジアに出展するためシンガポールを訪れたネットスケープのリチャード・フレイシュマン主任(ツール開発担当プロダクツ・マネージャー)は、SR Genと如何なる提携を組むかまだ研究中だが、SR Genの実績を高く評価していると語った。
SR Genのロバート・フー重役(MD)によると、同社が開発したデベロプメント・ツールのシルバーGenのプロフェッショナル・バージョンは2800米ドル、ライト・バージョンは300米ドルで市販されており、試供品はhttp://www.srgen.comで無料でダウンロードできる。この種のツールはイントラネットを用いるほとんど全ての企業により使用され、世界市場規模は現在の10億米ドルから2000年には60億米ドルに達する見通しと言う。(BT:10/13)
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