1997-10-11 ArtNo.12380
◆<印度>新料金制度で石油会社の精製マージン300%アップ
【ニューデリー】政府が目下採用を検討している新石油製品価格制度が実際に導入されれば、石油会社の粗精製マージンは300%以上アップする見通しだ。
専門家チームの報告によれば、新制度の下、石油会社の粗精製マージン(製品価格-原油価格)は現在の平均1バレル当たり1.36米ドルから5.57米ドルにアップする。
既存制度の下では、石油会社は12%の精製マージン取得を認められているだけだが、新制度では原油輸入税の段階的撤廃と石油製品に対する関税の平均15%への引き下げが提案されている。各社の現在の各種石油製品のミックスが維持されるとすれば、新価格制度下の平均粗マージンは、インディアン・オイル・コーポレーションが1バレル当たり6.15米ドルと最高で、HPCは5.6米ドル、BPCは5.05米ドルとなる。(ET:10/10)
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