1997-10-10 ArtNo.12369
◆<印度>内務省、タタ・ティー電話盗聴事件の調査を指示
【ニューデリー】内務省は中央情報局(CBI)にタタ・ティーLtdとULFAとの関係を巡る著名な経済人の電話が盗聴されていたことに関する調査を指示した。
CBIに対する内務省の調査指示は、マハナガル・テレフォン・ニガムLtdのムンバイ支店のジェネラル・マネージャーの訴えに基づくもの。
先週末某英字紙により内容の一部が報じられた関係盗聴テープに関して、政府は月曜電信局に照会した。内務省は、適切な法的手続きを経ずに電話の内容を傍受し、また傍受した内容を合法的に認められた者以外のものに漏らすことは、1885年インド電信法に違反するとの立場に立っており、また如何なる中央政府機関も、マハラシュトラ州政府も盗聴事件には関与していないと主張している。
一方、DOTはこの種の調査は適切な調査機関のみが手がけることができるとし、調査協力に消極的な姿勢を示していると言う。
インディアン・エクスプレスによれば警察当局はタタ・ティーとULFAとの関係の他、ナショナル・デモクラティック・フロント・オブ・ボドランド(NDFB)との関係も捜査中と言う。(TH,IE:10/9)
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